ベト嫁とボクの生活日記

ベトナム人女性と結婚してベトナム南部・ホーチミンで生活を始めた日本人の日記

田舎者、ダウンタウンへ行く!

今回はベトナムはホーチミン市の繁華街についてお話しようと思います。

ボクはホーチミン市の中でも空港寄りのエリアに住んでいます。東京都で言えば「大田区蒲田」ってところでしょうか?(多摩川を越えたら神奈川じゃね?とか言わないように…。)

国際空港の近くということもあり多少は栄えているので生活するにはなんら不便はありませんし、中心部と比べれば気持ち物価も安いので個人的には気に入っていますが、やっぱりホーチミンの繁華街を体験してみたい…。

ということで、嫁ちゃんにお願いしてバイクでニケツをして繁華街へと向かいました。(ベトナムではニケツは当たり前で、赤ちゃん→お父さん→幼児→お母さん→子供のゴケツとかもたまに走ってます…)

ちなみに、ベトナムでは最近こそ排気量の大きなバイクも増えてきましたが、基本的には110cc〜160ccくらいのバイクに乗る人が多いです。(嫁ちゃんのバイクは110ccのオッサンが乗ってそうなマニュアル車でとっても渋い感じです。)
f:id:ConHeo:20230310025811j:image中心部の渋滞はこんな感じです。もうギュンギュンな感じです…。

途中、嫁ちゃんのヤンキー運転で数回死にかけながらも何とか到着したのは…
f:id:ConHeo:20230310013908j:imageベンタイン市場です。

ホーチミンに来た人は必ずと言っていいほど訪れ、そしてボッタクられる事で有名な市場です。

でも、ボクはボッタクられませんでした…。なぜってうちの嫁ちゃんはジュースしか買わせてくれなかったんですから、ボッタクられるスキもないわ!

一応レモンジュースを飲みながら撮った市場内の写真がこちら。
f:id:ConHeo:20230310014549j:image屋根もあるので、急なスコールの際の雨宿りなんかにいいかも。個人的には市場の周囲にある飲食店の方が興味ありました。

 

さて、次に訪れましたのは…
f:id:ConHeo:20230310015027j:image何ここ?

嫁ちゃんに尋ねたところ「郵便局」だそうです。こちらの中央郵便局は、フランス統治時代に建造された歴史ある建物で、観光名所としても有名ですが現役の郵便局として稼働しております。あと、奥の方にはベトナム建国の父・ホーチミンさんのでっかい写真?が飾られています。

学生時代に聞いた世界史の先生の眠たい話を思い起こしながら見学しましたが、ホントになかなか立派な建物でした。内部はこんな感じです。
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続いて訪れたのは…
f:id:ConHeo:20230310020838j:imageベトナム戦争証跡博物館です。

こちらは入場料も少しかかりましたが、嫁ちゃんは「ここは見ておかないとダメだよ!」と言って払ってくれました。

最初は博物館の周りに置かれている戦車や戦闘機を見てはしゃいでいましたが、中に入るとベトナム戦争の悲惨さを物語る強烈な展示品の数々に圧倒されボクのテンションはガタ落ち…。

ボクを含めて高度経済成長期終了以後に産まれた日本人にとっては「戦争」という言葉はどこか縁遠いものに感じるかと思いますが、実際にはボクたちが日本で平和に生活をしている間も戦争は世界各地で絶え間無く行われてきました。

ベトナム戦争も数ある戦争の中の1つではありますが、思想や主義の名の下に同じ民族同士で他国の代理戦争をされられたという点では非常に痛ましい戦争であると思います。

ベトナムでは今現在でも北部と南部の心理的な対立が続いている言われている事を考えると、この戦争が残した爪痕はまだ完全に消えてはいないのだと感じました。

ほとんどの展示品には英語の解説(一部日本語もある)が付いているので、興味のある方は是非一度足を運ばれると良いと思います。

 

気を取り直してお次に訪れたのは…
f:id:ConHeo:20230310024637j:image高島屋でーす!

ホーチミンの高島屋さんはサイゴンセンターというショッピングセンターに主要テナントとして入っていて、B2〜L3までの5階分が高島屋さんみたいです。

ユニクロ、オニツカタイガー、アシックス、オンデーズ、ペッパーランチ、シャトレーゼなど日系のお店も沢山入っていました。(ラーメンだけ食べてウインドーショッピングしてました…。)
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そして、最後に訪れたのは…
f:id:ConHeo:20230310035433j:imageブイビエン通りです!

こちらはホーチミンのバックパッカー街にある盛り場で、外国人の観光客でごった返しています。

みんな思い思いにお酒を飲んだりシーシャを吸ったりお祭り騒ぎです。大きなお店にはステージがあってセクシーなお姉さんやお兄さんがダンスを踊って場を盛り上げています。
f:id:ConHeo:20230310040629j:image※ここで1つ注意喚起を。ブイビエン通り沿いのバーではよく透明な風船みたいなものを売っている人がいます。バーの店員から「バルーンはいかが?」なんて聞かれることもあります。ボクの近くの席に座っていた外国人の若者が風船を買ったので「何に使うんだろう?」と思い様子を見ていると、彼は風船をチューチューと吸い始めしばらくするとゲラゲラ笑い始めました。「あ、これはアカンやつだわ…。」と思いネット検索してみたところ、中身は笑気ガスだそうです。ベトナムでは違法で捕まる可能性もある上に、酩酊状態で倒れたり最悪の場合死に至る事例もあるそうなので決して買わないでください。
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話を戻しましょう。ボクの座った席の近くで踊っていたダンサーのお姉さんが、親切にもこちらに目線を送ってダンスをして下さったので、お心遣いを無駄にすまいと食い入るような目で踊りを鑑賞しておりましたところ、どこからか「ダッ ダッダッダ ダッダッダ ダッダッダ~ン♪」と、かの名曲「アイ・オブ・ザ・タイガー」の気配が…。 

ふと隣を見ると、嫁ちゃんがまさに飢えた虎のような目つきでこちらを睨んでいたので、すぐにお会計を済ませて帰りました。
f:id:ConHeo:20230310041545j:imageブイビエン通りは客引きがかなりウザく週末などは人間だらけで歩きにくいですが、一応歩行者天国になっていて見学自体はしやすいので、ご興味のある方は程々に楽しんでみては?(人とぶつかったりすれ違う場面が多い為、貴重品の管理はしっかり行ってくださいね!)

次回は、ベトナムに来て大変だった事についてお話したいと思います。

鹿?とオッサンを買おう!

今回は、ボクがベトナムに来てすぐに買ったもの2つご紹介しようと思います。

予めお伝えしておきますが、別にベトナム生活の必需品!という訳では全然なく、ただの趣味で購入したものですので過度な期待はご遠慮下さい。

さて、まずはこれです!!
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何でしょうね?「LEONARD」と書いてありますが…ちょっとダサめのブランド名とロゴですがこちらはなんと…!?

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f:id:ConHeo:20230308225531j:imageはい、お財布です。

なんで?と思われた方に少し理由をお話すると、今まで使用していた財布は「ラウンドジップの長財布でカードを12枚収納可能で札入れが2箇所で真ん中に小銭入れがあり両側にサイドポケットを搭載」したお財布でした。

ん〜、ラウンドジップ→片手で開けない、長財布→重いしかさばる、カード収納→ベトナムでは数枚入れば十分、小銭入れ→ベトナムでは小銭見たことない…。

という訳で、ボクはベトナムライフにおいては無駄の塊となってしまった旧財布からレオナルド君への乗り換えを決意したのでした。

レオナルド君はベトナムのブランドらしく、お手頃価格ながら革の品質やコバ処理や縫製が良いとの事でネットでもそこそこの評判でしたので試しに買ってみました。デザインの好き嫌いは多少分かれそうですが、実際に品質も良く何より安価(58万ベトナムドン→日本円で3千円ちょっと)なのでコスパ重視の方にはオススメです。(ベト嫁ちゃんからはこの金額でも「お前は贅沢だね!」と言われましたが…。)

ちなみにレオナルド君のブランドロゴは…
f:id:ConHeo:20230308232538j:image鹿?ペガサス?あれ、でも鹿かな?といった何とも言い難いデザインです。

 

とりあえず鹿の話は終わりましたので、次はオッサンについてお話します。

実はボクはコーヒーが好きでして、日本にいた頃も色々なお店でコーヒー豆を買ってみて自分で淹れて楽しんでいました。

ベトナムに来てからもコーヒーを楽しむべく、コーヒーを淹れる為の道具を物色していたところオッサンに出会いました。それがこちら…
f:id:ConHeo:20230309102156j:imageうーん、何とも味のある顔のオッサンです。これは「カフェ・フィン」というコーヒーフィルターの一種で、ベトナムのカフェなどで多く使われています。

一番安い物だと1万5千ベトナムドン(日本円で90円くらい)で売っていますが、このオッサンは生意気にも7万ベトナムドン(日本円で400円くらい)しました。(嫁ちゃんからは当然叱られました…。)

ベトナムの大手カフェチェーンの「チュン・グエン・レジェンド」というお店で買いましたので、このカフェの創始者かな?と思っていましたが、オッサンの顔面の下に「Ernest Miller Hemingway」の文字が…。

お前、ヘミングウェイさんだったんか!?

まぁ、金属剥き出しの物に比べれば多少錆びにくいだろうから長く使えるかな?と前向きに考えて今日もオッサンから抽出されたコーヒーを美味しく頂いています。

ちなみに、オッサンの内臓はこんな感じです。
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余談ですが、ベトナムのコーヒー豆は日本でよく飲まれているアラビカ種とは違うロブスタ種のお豆を使っている場合が多いです。

ロブスタ種→渋みや苦味が強い、カフェ・フィンでの抽出→ゆっくり抽出する為コーヒーが濃くなる、豆と水の割合→豆が多く水が少ない為コーヒーが濃くなる、という理由でベトナム流に抽出したコーヒーをブラックで飲むとかなり苦いので、ベトナムの方々はコンデンスミルクをガンガン入れて飲んでいます。

とはいえ、ベトナムコーヒーの独特の苦味やコクや甘い香りは新鮮でとても面白いので、コーヒー好きの方へのベトナム土産としてカフェ・フィン&ベトナムコーヒーを検討されてはいかがでしょうか?

次回は、ホーチミン中心部にお出かけした時のお話をさせて頂こうと思います。

細長ハウスと今何階?

今回は、ベトナムの細長ハウスと建物の階数の数え方についてお話したいと思います。

まずは、細長ハウスについてです。

細長ハウスってコイツは何を言っているんだ?と思われた方も多いかと思いますが、ベトナムの建物(特に築年数高めと見える建物)は間口がとても狭い場合が多いです。
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この画像の場合は一番下の階にテナントが入ったりしていて、アパートか個人宅かよくわかりませんが、とりあえずこういう感じの間口(通りに面した家の正面の幅)が狭い建物がとても多いのです。

どれくらい狭いのか?というと、間口の幅が3〜4m程度の建物が多いです。日本だと間口が少なくとも6m以上の家が一般的かと思われますので、ベトナムの建物はだいぶ間口が狭く感じます。

ただ、その代わりに奥行きがある家が多い為、実際に中に入ると意外にもそこまで狭くは感じない造りになっています。

そこで浮かんでくる疑問は「なんでそんなに横幅を狭くするの?」という点です。先にお話した通り古い建物でも横幅が狭いので、好景気で地価が上がったからという理由は考えにくい気がしますし…。

ちょっと調べてみた結果、どうやらベトナムの土地への課税システムの1つに「間口の幅によって課税するよ!」というものがあり、みんな税金を払いたくないので間口は狭く奥行きのある家を建てるようになったそうです。

そういえば、ベト嫁ちゃんの実家へご挨拶に行ったときにも、実家の構造が 玄関→庭→家→超長い庭 みたいな感じで奥行き丸出しの造りであったことを思い出しました…。

というわけで、細長ハウスが多い理由は「課税されるのが嫌で、間口は狭くして奥行きと高さを追求した結果。」だと分かりました。日本の京都の古い町屋なんかも同じような理由で間口が狭くて奥行きのある構造になったそうですので、どこの国でも昔から行政と市民の戦いはあったのだなぁと感慨深いものを感じました。

 

お次は、ベトナムの建物の階数の数え方についてです。旅行がお好きな方だと、海外のホテルに宿泊した際に1階→2階→3階…の前に「G」という階があるのを見かけたことがあるかと思います。

ベトナムにおいては、北部は日本と同じように1階→2階→3階…と数えますが、南部ではG→1階→2階→3階…という風に数えますので我々の感覚とは1階分ズレることになります。

そういえば、ボクがアパートに到着した日にベト嫁ちゃんが「私達の部屋は2階だから、荷物を2階に運んでね!」と言うので激重スーツケースを日本でいうところの2階に運んだら、「お前は数も数えられないの?ここは1階だよ!」とキレられたことがありました…。

ベトナムのしかも恐らくは南部だけの常識を知らなかったせいで怒られてちょっと理不尽さを感じましたが、お陰で一発でホーチミンの階数の数え方を覚えることができました!(アリガトウ…嫁ちゃん)

ちなみに商業施設やホテルとかはよくわかりませんが、アパートの場合1階部分(ホーチミンで言うG階)は住人のバイク置き場として使われている事が多いです。(ベトナムのアパートではバイクをG階室内に駐車して建物の玄関を施錠する場合が多いです。パクられるので…。)

なお、このホーチミンの階数の数え方については、昔フランスに支配されていたから…とかホーチミンはベトナム国内でも早くから外国人を受け入れていたのでヨーロッパ式に合わせた…とか諸説あるみたいです。

皆さんも、ベトナム(特に南部)に来られた際には「G階」にお気を付け下さい。
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次回は、ベトナムに来て買ったものについてお話したいと思います。

ローカルご飯とご対面

今回は、ベトナムのローカルご飯について少し紹介してみたいと思います。

うちのベト嫁ちゃんは浪費にとても厳しくていらっしゃいますので、そう簡単には日系の飲食店や旅行者向けのオシャレなレストランなどには行かせてもらえません。なので、基本的にボクはローカルのレストランや屋台などでご飯を食べています。

ローカルのレストラン…と聞くとなんかヤバそうな雰囲気がありますが、衛生面はさておき味は旅行者向けのお店よりもむしろ美味しい場合が多いと思います。

ボクもベトナムに来て日が浅いのでまだあまり色々な料理を食べることができてはいませんが、まずホーチミンにやって来てはじめに食べた代表的な料理をご紹介したいと思います。

ボクが最初に食べたベトナム料理、それは…ベトナム料理といえば?と聞かれてほとんどの人が思い浮かべるであろう「フォー(phở)」でした。
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ローカル食堂に入り、さてさて注文…と思い店員さんを呼んで威勢よく「フォー⤴」と言ってみたところ、店員さんは「ほんで?」といったリアクション。

流石のボクでも日本で何度かフォーを食べたことがありましたので、「ははーん、これは牛肉のフォーか鶏肉のフォーかを言えということだな!」と理解し、「フォー・ボー(牛肉のフォー)」とドヤ顔で伝えてみましたがそれでも店員さんは「だから?」といった表情…。

これ以上一体何を言えばいいんだよ…とボクが悩んでいると、店員さんが軽くため息をつきながらお店の壁に貼ってあるボードを指差しました。
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ふむふむなるほど、全くわからん。

流石にボクの正面に座って旦那様が四苦八苦する様子をニヤニヤと楽しんでいた嫁ちゃんも、ようやく助けてくれる気になったようでベトナム語でかわりに注文をしてくれました。

例の謎の板に書かれた内容について嫁ちゃんに尋ねたところ、「牛肉のフォーにも色々な種類があって、アンタに頼んであげたのはフォー・ボー・ナム(Nạm︰煮込みバラ肉)だよ。ホントはフォー・ボー・タイ(Tái︰半生の薄切り肉)がオススメだけど、お腹壊すといけないからよく煮たやつ頼んだよ。」と教えてくれました。

「なるほど。日本ではフォーと言えばスッとフォーが出てきたが、本場では肉の部位やら茹で具合やら細かい注文ができるんだなぁー。」と感心した反面、若かりし頃に視た思い出のドラマ【IWGP】にて、渡辺謙さんが「もぅ分かったからさぁ〜、ラーメンつったらラーメンすっと出してくれよ!!」と延々とトッピングについて聞いてくるラーメン屋の店主にキレるシーンを思い出していました。

旅行者向けのお店では注文が簡略化されていたり英語の説明があるかと思いますので心配ないですが、もしローカル店で安くて美味しいフォーを…と考えられている方はちょっと予習をしてから行かれると良いかもしれません。

あと、食堂タイプの店はまだ良いと思いますが、屋台のお店などでは食器類を適当に洗っている場合が多いので、お箸やスプーンを使う前にはテーブルにあるペーパーナプキンでふきふきしてから使うことをオススメします。(この画像のバケツみたいな中で食器を洗ってます…。)
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ちょっとご飯についてのお話が長くなってしまったので、ベトナムの住宅事情については次回書かせてもらいます。

ハロー・ベトナム!


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なんやかんやでベトナム側の税関もほぼ中学生レベルの英語力で何とかクリアし、日本から持ち込んだ現金の申告を無事に終え、スーツケースケース2個を回収してようやく空港を出ました!

そして、私がホーチミンに上陸し初めに思ったこと、それは「あれ…?嫁ちゃんはどこ?」でした。

タンソンニャット国際空港の税関を抜けると、そこには大勢のベトナム人(仕事の関係者や外国から帰省した家族の出迎え・入国直後でタクシーの乗り方がわからない外国人を待ち構えるハイエナ系お兄さん等)が所狭しとひしめいていましたが、ベト嫁ちゃんの姿は見当たりません…。

とりあえず、日本にいる時にAmazonでポチっておいたSIMカードをスマホに挿し込み、嫁ちゃんに電話をしてみたところ「タクシー乗り場で待ってるからはよ来い!」という指令がありましたので、素直に従いタクシー乗り場へ行ったところ無事に合流することができました。

ちなみに、ホーチミンではVina Taxi(黄色)、Vinasun Taxi(白)、Mai Linh Taxi(緑色)という3つの会社のタクシーを見かける事が多いです。大体そのうちのどれかのタクシーに乗ればあまりトラブルは多くないと思いますが、変な車に当たらないようにする為には混雑していてもタクシー乗り場にきちんと並んで乗車すると良いと思います。(尚、最近Vinasun Taxi(白)に偽装した車両がいてぼったくられるという被害も発生していたようなので、個人的には緑色のタクシーが安心かな?と思います。)f:id:ConHeo:20230305033156j:image

空港からタクシーに乗って10分程度で新居に到着しました。我々の新居は比較的空港から近い場所にありますのでこんなもんですが、皆さんがホーチミンを訪れた際にタクシーで中心部に向かわれる場合は大体30分程度かかるかと思います。

そして、初めて新居を見た際の印象は「なんか細長いなぁ…。」でした。

ボクが細長アパートをボーッと眺めていたところ、嫁ちゃんから「このアパートは安いのでエレベーターないから!」と言われ、渋々20キロ程のスーツケースを2つ3階まで運ぶことになりました。

その後、シャワーを浴びてから近所のカフェへ行き初めてのベトナムコーヒー(練乳入コーヒー)を飲んでまったりしたところで、とりあえずホーチミンの初日は終了となりました。

そうそう、ベトナムには様々な場所にHIGHLANDS COFFEEというチェーン展開をしているカフェがあります。その他のローカル店舗のコーヒーと比べると多少値段は高いですが、冷房の効いた比較的キレイな店内でゆっくりコーヒーが飲めますので、ベトナムに初めて来られる方は歩き疲れた時などに是非立ち寄られると良いと思います。
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次回は、ベトナム料理とベトナムの住宅事情について感じたことをお話したいと思います。

ドキドキ♡ハンドキャリー

まだまだ寒さも厳しい2023年1月末、いよいよベトナムのホーチミンへ移住する日がやってきました。

ベト嫁ちゃんは先行してホーチミン入りし、2人で暮らす新居の準備をしてくれていましたので、とりあえずの拠点の心配はありませんでしたが、とある理由でボクはベトナム行きの道中ずっと緊張していました。

ボクが緊張していた理由、それは…「お金」です。
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皆さんもご存知の通り昨今の円安の状況は凄まじく、ドルだけではなくベトナムの通貨であるドン(₫)に対してもかなりの円安傾向が続いています。

ただでさえ円安な上に、日本からベトナムへまとまった金額を国際送金をすると送金手数料や為替手数料等で結構なお金がかかってしまうのです。

そこで、とりあえず当面予想される出費を賄える+現地の銀行に預け入れする分の現金を、今回はハンドキャリーで運ぶことにしました。

普段はあまり現金を持ち歩かないボクが帯付きの札束をいくつか運ぶこととなり、思わぬドキドキの渡航となりました。

渡航前に日本から海外への現金の持ち出しについて調べていた際、「現金をハンドキャリーすると罰則をうける!?」みたいな見出しのサイトもあって心配になりましたが、よくよく調べてみると現金の持ち出しに関する日本側のルールとしては「現金や有価証券等も含めて100万円以上の価値のあるものを持ち出したいならちゃんと申告してね〜!」というくらいのものでした。

実際、手荷物検査を通過した後で税関のカウンターへ行ききちんと申告書を提出すれば、特に課税などもされず問題無く現金の持ち出しができました。(参考までに税関のサイトを載せておきます。)

https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/keitaibetsuso/7305_jr.htm

むしろ、皆さんが海外にまとまった現金を持って行かれる際に注意してもらいたいのは、「国ごとに持ち込める現金等の上限金額が違う」という点です。

今回ボクが移住するベトナムは「入国時の外貨持ち込み額に制限なく、現金5,000米ドルか同額相当の外貨又は15,000,000ドンのいずれかを超えて所持する場合は、空港で税関申告する必要がある。」というルールの為特に問題はありませんでしたが、割と多くの国で持ち込み上限が設けられているので予定のある方は事前に確認されることをオススメします。

※ちなみに、ボクが到着したホーチミンのタンソンニャット国際空港の税関はちょっと場所が分かりづらくて、窓口の人も少し英語が通じにくい感じだったので、ご用のある方は事前にネット等で税関の写真や申告書の情報を収集してから行かれると良いと思います。

多くの人には関係のない話題かもしれませんが、ボクは結構悩んだ点なので誰かの役に立てばいいなと思います。

次回は、ホーチミン到着初日のエピソードを書かせてもらう予定です。

 

はじめに


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ボクがベトナム人の嫁と結婚してから約1年半が経過し、海外への渡航も徐々に平常運転に戻りつつある中、思い切ってベトナムに移住する決心をしました。

 

正直なところ、ボク自身は過去に出張でハノイに1度行ったことがある程度であまりベトナムには詳しくありません。嫁と一緒に近場のベトナム料理店を巡ったり、ベトナム関連のイベントに何度か参加したことがあるくらいのベトナム初心者です。

 

しかし、ベトナム人の嫁は「長い間日本で働きながら生活をしてきたので、そろそろベトナムに戻って家族のそばで暮らしたい…。」という気持ちを強く持っていた為、ボクも一緒にベトナムへ行って生活をしてみることに決めました。

 

といった訳で、このブログではベト嫁とボクのベトナム(ホーチミン)移住生活の中での様々な出来事や情報を書かせてもらおうと思います。

 

ブログを書くのは初めてなので至らぬところが多々あるかと思いますが、興味がある方はお付き合い頂ければ嬉しいです。