【公園】MAJI SAKARI PARK !!【大盛況】
ホントにホントにホントにホントにライオンだ〜♪
ではありませんが、ホントに最近バタバタでご無沙汰しております。
ふと気付くと、はてなブログさんから「100ビューおめでとう!」みたいな通知がきておりました。
雑記帳のようなこのブログでも、どこかで暇潰しに見てくださる方がいることに感謝です。
さて、今回はベトナムの公園についてお話をしたいと思います。
「公園」をベトナム語で言うと「công viên」だそうで、公園→こうえん→コンヴィエン→công viênという感じで見ると確かになんだか似ています。
ちなみに中国語では「公园(gōngyuán)」と言うようなので、はは~ん!中国から各国に広がった言葉だなぁ?と思えてきますね。
それは置いといて、ボク達の住む町ホーチミンにもちょこちょこと公園があります。ウチの近所にも6haくらいのやや大きめの公園がありますが、日本と比べてなんだか様子がおかしい…。
ちょっと写真では伝わりづらいかもしれませんが、めっちゃ人がいます!そのうえ皆さんすごく楽しそう。
実は、ベトナムの方々は公園が大好き!
日本では昔と違って公園のルールも厳しくなった為かお年寄りや子連れのママさんくらいしか見かけないイメージですが、ベトナムでは老若男女を問わず公園に集い、週末ともなれば「お祭りでもやってるのかな?」と思うほど人で溢れています。
「じゃあ、公園で何してるの?」かといえば、公園にある運動器具で汗を流したり、ウォーキングしたり、バドミントンをしたり、謎のダンスを踊ったりと皆さん好き放題に過ごされております。
若者に至っては鉄板のデートスポットが公園らしく、夜中の公園では沢山のカップルがイチャコラしています。(闇に乗じて大胆な行為をする若者もおります…。)
公園を散歩していて、「子供が多い」&「健康管理の為に運動をしている人が多い」ということに気付きました。
子供がこれだけワラワラいる→将来の労働力&消費者候補が沢山いる、健康への意識が高まっている→日々の生活で精一杯の段階から抜け出し生活に余裕が生まれ始めているのだと思いますので、経済的な成長の余地がまだまだあるということかな?と感じました。
ちなみに、ベトナムには足で羽根を蹴ってバドミントンのように複数人で遊ぶ「ダーカウ(đá cầu)」という遊びがあります。羽根の先にバネ状の部分があり、蹴ると高く跳び上がります。ベトナムに来られたらお土産として買ってみるのも面白いと思います。
まだそんなに沢山の公園を見たわけではありませんが、ボクが行った公園はどこもキレイに手入れされていて、ベトナムの方々にとっては大事な憩いの場なのだなぁと感じました。
余談ではありますが、先日ジャパンベトナムフェスティバルというイベントに遊びに行きましたが、その会場は「9月23日公園」というホーチミンの1区にある公園でした。大都会のど真ん中にある公園で、フェスティバルの際は特におかしな様子はありませんでしたが、噂によるとこの公園には薬物中毒の方がチラホラいるようで、夜中のお散歩は少し危険かもしれませんので皆さんも注意してくださいね!
思えばボクが初めて「ホーチミン」の名前を耳にしたのは、小学生の頃に「注射器による薬物の回し打ちでホーチミンにはHIV感染者が蔓延していて問題となっている。」というニュースを見た時でした。
その時に「外国怖ぇ〜!!」とか思っていたボクが今はそのホーチミンに住んでいるのですから、つくづく人生とは不思議なものだなと思います。
次回は、ベトナムの素敵なお店についてお話したいと思います。
ベトナム家族とポンコツATM【日本製】
今回は、ボクと嫁ちゃんの家族(親戚一同)の関係についてお話したいと思います。(今回はあまりに個人的な話の為、特につまらないかもしれません。)
皆さんは、「国際結婚」についてどんな印象をお持ちですか?
日本人の価値観で言えば、欧米の方との結婚→スゴイ!うらやましい!、中東系・アフリカ系の方との結婚→なんかよくわからんけど凄いな…!、アジア圏の方との結婚→何らかの利益目的でしょ?みたいな印象を受ける人が多いと思います。(ボクも正直そんな風に思ってました。)
やはり、アジア圏の方との国際結婚という話題になると、「お金目的だぞ!」とか「都合の良いATMにされるだけだぞ!」といった、騙されるなよという内容の意見が多いように感じます。
じゃあ、ボクの場合は実際結婚してみてどうなの?かというと、現時点での感想は「思ってたより全然普通」です。
ベトナムにやって来た直後は、「日本人の旦那さんなんだから嫁ちゃんに恥をかかせたらいかん!」などと勝手に考えて、お義母さんやお義兄さんと会うときにはお高いレストランで食事をしてみたり、嫁ちゃんの実家に伺う際にはお高めのフルーツを差し入れしたりと貧乏なりに頑張っていましたが、嫁ちゃんからの「お前もういいぞ!無理すんな!」とのお言葉でそんな見栄丸出しの努力は終了させられました。
ベトナムでは、「子は親を養うのが当然。就職したらずっと親に仕送りして支えるのが当然。」という考えが当たり前になっていて、一説によれば「外国人と結婚したなら少なくとも毎月5万以上は仕送りしなきゃね〜。」なんて暗黙のルールもあるとか無いとか…。
そんな中で「もういい!とは?」と嫁ちゃんに尋ねると、「お前がお金無い日本人なのは家族みんなに説明してあるよ!みんな理解してくれたよ!だから無理すんな!」と言われました。
ボクはベトナムの「当たり前」すらできない自分の甲斐性のなさを恥ずかしく思うとともに、嫁ちゃんの家族を自分の中のどこかで「見下していた」ように感じて反省しました。
ベトナムでは「子は親に尽くすもの!」という考えのもとで、子供に到底払えない仕送りを強要する親もおり、その結果子供はやむを得ず犯罪を犯してでもお金を作り親に仕送りをする…。なんて事例も少なくないそうです。
そんな中で、嫁ちゃんの家族は「もらえたらラッキーだけど、ないなら無理せんでええよ!」というスタイルで、みんなそれぞれ自分の仕事を頑張って自立した生活をしている方々でした。
アジア圏でも日本でも家族や親戚への向き合い方は人それぞれで、ボクはたまたま良いご家族とご縁ができたのだと思います。
有り難いなと思うと同時に、自分達の生活に余裕ができたら少しでも嫁ちゃんの家族を手助けできるように、ポンコツATMとして頑張りたいなと思いました。
さて、では嫁ちゃんのご家族とのお付き合いはどんな感じ?かと言いますと、ウチの場合は月イチくらいのペースでお会いしてる感じです。
ボク達はホーチミン在住で、嫁ちゃんのご家族は基本的にホーチミンから1時間半くらい離れた別の省にお住まいの為、お互いにちょこちょこと遊びに行ったり遊びに来たりというイメージです。
主にボク達が嫁ちゃんのご実家に伺う場合が多いのですが、嫁ちゃんは兄弟が多いのでボク達が伺うとみんなが集まり野球の試合でもできそうな感じになります。
ある日、嫁ちゃんから「今日は親戚に会うからお前も来い!」と言われ、嫁ちゃんのバイクに乗って何も分からぬまま連行されて行ったところ、とあるカフェ?に到着しました。
「お茶でも飲むのかな?」と思っていると、「着いたぞ!挨拶しろ!」とのお言葉が…。
どうやら、この年季の入ったカフェ?は親戚のご家族が経営されているらしく、ママさん(嫁ちゃんのお母さんの妹)→ママさんの娘さん→娘さんの彼氏→ママさんの親戚2名にご挨拶をしました。
拙い英語で頑張ってコミュニケーションを取っていたところ、突然店の中にバイクが突っ込んできました…。そして、バイクから降りてきたのは「麿赤兒(まろあかじ)」さんにソックリな金の指輪をジャラジャラ付けたオッサンでした。
「あー、これは完全にアウトな人だわ…。」と心の中で思いましたが、どうやらこちらのカフェの店主をされているパパさんだと分かりとりあえずご挨拶。
パパさんは挨拶が終わるなりすぐに店の奥に消えてしまい、ボク達はお昼ごはんの準備をお手伝いしてました。
ある程度ご飯の支度も終わり、そろそろ食べ始めるのかな?というタイミングで店の奥からパパさんがどデカイお皿を持って戻ってきました。
パパさんは「これ、俺の作ったチャーハン。食え。」と言ってニッコリ笑い、ボクの前に大皿に乗ったチャーハンを置いてくれました!
さて、それでは頂きまーす… ってウマイッ!!
チャーハンもブンリュウクア(Bún Riêu Cua=トマトとカニ味噌のスープにライスヌードルを入れた麺料理)もめちゃくちゃ旨い!!
ビックリして「何でこんなに美味しいの?」とパパさんに尋ねたところ、「俺昔は料理人だった。デカいレストランにも声掛けられたけど、断って今はカフェやってる。」との回答。
マジでベトナム来て食べた中でもトップ3に入るくらい旨いです!と伝えたら、「いつでも遊びに来いよ。暇ならまた飯作ってやるから。」と言ってくれました。
その後、みんなで教会に行ったり、ショッピングセンターに行ったり、映画を観に行ったりしましたが、費用は全て…タカられるどころか奢られてしまいました。(今度はお返しにボクが出しますよ!)
ちなみに、パパさんがジャラジャラとイカツイ指輪とかをしているのは「ベトナムは事故が多い。自分もいつ事故にあうか分からないが、手術みたいな金のかかる治療は病院側が支払い能力があると判断した相手にしかしてくれない。意識がない状態だと金を払えるとか伝えることもできないから、金に換えられそうな物を身に着けて支払い能力があることをアピールしておくんだ。」という理由だそうです。(ベトナムの病院事情はヤバめですが、パパさんは全然ヤバい人ではありませんでした。)
余談ですが、ボクは嫁ちゃんのご家族や親戚の方々と触れ合う中で、何となく自分の中に潜んでいた「驕り」に気付けた気がします。
言葉を選ばすに言えば、ボクの中にも皆さんの中にも「日本はアジアトップの国で、国際社会からも認められており、他のアジア圏の国々は日本よりも格下である。」という考え方が、程度の差こそあれ存在しているのではないかと思います。(当てはまらない人はごめんなさい。)
しかし、最近「失われた30年」などと言われるように、日本が足踏みをしていた間に他のアジア諸国は着々と経済的な成長を遂げてきており、単純な賃金や物価の差で言えば、日本を上回る国や日本と比べても遜色の無いレベルに迫りつつある国も多くあります。
ボクは日本人であることを幸運に思っていますし、未だに日本が世界全体で見れば豊かな国であることは明らかですが、そろそろ過去の栄光ばかりを愛でるのではなく現状をしっかり把握して再び奮起しなければマズいかなと日々感じています。(頑張ろう!日本!)
なんか思想強めの話になってしまいましたが、今回のまとめとしては「(運次第だけど…)意外と金がなくても家族になれば優しくしてもらえる場合もあるから、アジア圏の人との結婚も悪くないよ!」といったところでしょうか。(男はATMと思ってる女性はアジア圏だけでなく日本にもいますからね!)
次回は、ベトナムの公園事情についてお話したいと思います。
私をイオンに連れてって【バイクで】
今回は、ベトナムのイオンモール行った時のお話をしたいと思います。
日本にいた頃は、ボクはイオンモールというと「ファミリーと中学生とヤンキーの溜まり場」みたいな勝手なイメージを持っており、スーパーなら他で間に合うからとあまり行く機会がありませんでした。
しかし、ベトナムで生活をする中で「あれがあったら便利なのになぁ…。」と思う物が沢山出てきましたので、嫁ちゃんに「DAISO行きたいからイオン連れてって〜!」とお願いしたところあっさりオッケーが出ましたので、我が家から比較的近いイオンモールへと向かうことになりました。
ここで問題発生!
嫁ちゃんから「そういえばもう免許もらったんだからお前運転しろ!」とのお達しがあり、急遽ボクが運転をすることに…。
「まぁ学生時代には一応日本で250ccのバイクに乗ってたから、110ccなら何とかなるか。」と思い試しに運転してみましたが、ホーチミンでの運転は日本のそれとは比べ物になりませんでした…。
日本ではバイクが同じ車線内で並走することはあまりありませんが、ベトナムでは少し広い道になると横に4〜5台は平気で並走します。
おまけに、ホーチミンの皆さんは1秒でも1cmでも前に先に早く行きたいというアグレッシブな方が多い為、横のバイクとぶつからないかドキドキしながらもなんとか無事イオンモールに到着しました。
デッカイなぁ〜。そして日本と違ってバイクの駐輪場がメチャ広いです。
こちらは、ホーチミン市のタンフー区にあるイオンモール タンフーセラドン(AEON MALL Tân Phú Celadon)です。ホーチミンのイオンモールとしては1号店みたいで2014年頃から営業している店舗です。
見たところ、こちらのイオンに入っているテナントの商品やサービスの価格帯はベトナム人にとっては少しお高めな印象です。
ベトナムの方々からすると、普通のスーパー<イオン≦デパートという認識なのかな?と感じました。
まずはとりあえずお目当てのDAISOへ。
日本のDAISOでもよく見かける商品がたくさん置かれており店内のレイアウトも日本とそっくりだなぁと思いましたが、日本よりは商品の種類(特にキッチン用品や文房具等)が少なくお値段が40,000₫(約200円)均一になっている感じ。今回は残念ながらボクの欲しい物は見つかりませんでした。
せっかく来たので他にもウロウロと歩いてみると、
店内の床はピカピカでスーパーのスペースも大きく、本屋さんやフードコートも充実していました。(ホームセンターのコーナンさんが入っていたので少し驚きました。)
しかし、個人的に1番興味深かったのは…コレです。
「OKARA」?
豆腐と何か関係あるのかとも一瞬思いましたが、よく見てみると簡易的なカラオケボックスのようでした。(ベトナムの方は、街中の路地とかに勝手にスピーカーを置いてカラオケ大会しながら飲んだりしているので、結構カラオケが好きなのかもしれません。)
この後、カップルが中に入り見つめ合いながら歌を歌い始めたので、ボクも見つめ合うカップルを見つめつつ「通路のど真ん中に置いてあるカラオケボックスに入って、そこで周りを気にせず熱唱できるメンタルはすごいな…。」とか思っていました。
余談ですが、こちらのイオンに「PIZZA 4P'S」というお店が出店されていました。ホーチミンで生活しているとょこちょこと見かけるお店なので調べてみると、実は日本人のご夫婦がオーナーのピザレストランで、ホーチミンだけでも10店舗以上展開されているそうです。
ボクは貧乏なのでなかなか気軽には立ち寄れませんが、旅行などで来られる方は日本人がベトナムで立ち上げたお店の味を是非味わってみて下さいね。(ボクの代わりに…)
ちなみに、なんだかんだ結構遅い時間までイオンをぶらついていて、そろそろ帰ろうかなと思ったら急にお客さんが増え始めました。ついて行ってみると、スーパーのコーナーでお肉やお惣菜の半額セールが行われていて、ベトナムマダム達がガンガン購入していました。(ベトナムにもタイムセールあるんやね。)
皆さんもベトナムに来られた際には、ベトナムらしいものだけではなく、普段行き慣れた日本のお店なんかに行ってみると新たな発見や日本との違いが見つけられて面白いかもしれませんよ?(ただし、ベトナムのイオンにはヤンキーではなく左手がサイコガンの熊が出るので注意!)
次回は、嫁ちゃんの親戚とのお付き合いについてお話したいと思います。
JVFツアー 〜オヨメとボクと、時々、HAKATA〜
今回は、「Japan Vietnam Festival 2023」に行ってきたよ〜というお話をしたいと思います。
何のフェスティバル?という方に向けて簡単にご説明すると、Japan Vietnam Festival とはベトナム最大規模の日越交流イベントであり、音楽・芸術・食文化・ビジネス等の様々な分野の紹介を通じて両国の相互理解と友好を促進しようという趣旨の催しです。ちなみに、今回で8回目の開催となります。
また、今年は日越外交関係樹立50周年を迎える記念すべき年ということもあり、日越の架け橋の一端を担う我々夫婦は強い使命感を胸に抱きイベント会場へと向かったのであります!(断じて色んなご飯が食べられるから行った訳ではありません?)
今回のイベント会場の「9月23日公園」に到着しました!(公園の名前の由来は、ベトナムの独立宣言を認めず攻めてきたフランス軍に抗戦し勝利を収めた日?だそうです。)
イベント自体は昼間からやってたみたいですが、我々に猛暑の中を歩き回る根性はないので夕方からの参戦です。(コスプレ世界大会の予選はお昼だったので見れませんでした…。)
会場には150軒近くのブースがあり、エースコックさん・ハウス食品さん・カゴメさん・イオンさん・ロート製薬さん等多数の日本企業も出展していました。
嫁ちゃんと企業ブースを眺めながらブラブラ歩いていたところ、遠くから大きな歓声と音楽が聞こえてきましたので行ってみたところ…
HKT48の皆さんがステージでパフォーマンスをしていました!
実はボクは、AKBグループについて全くと言って良い程知識がありません!誰ひとり名前も分かりません。しかし、そんなボクでも分かります。HKTは恐らくHAKATA の略であると!
こんな浅い知識のボクは、何だか騒がしいから集まってきた前提知識ほぼゼロであろうベトナム人の皆さんと一緒に「ナンダコレ?」という感じの生暖かい目でステージを見守っておりました。
そんなボクらとは対照的に、観客席の中央最前列の辺りではHKTさんの応援に駆けつけたであろうディープなファンの方々が一生懸命声援をあげておられました。(お腹が減っていたので、「あの人たちで出汁を取ったらスゴく濃厚なスープが作れそうだな…」とか考えてました。HKTさんの歌はあまりわかりませんが、メロンジュースがどうのこうのという感じの歌は結構いいなと思いました。)
ベトナム人の歌手の方のステージも見ました。歌も踊りも上手でとてもキレイなお姉さんでした。(Đông Nhiさんという方だそうです。)
そして、満を持して登場したのは…
「ののちゃん」だー!誰やね〜ん!!
ボクは子供の頃にテレビを一生分見たので、大人になってからはNHKもびっくりな程マジでテレビを見ません…。嫁ちゃんが「あれダレカ?教えろ!」というので慌ててウィキペディアを参照したところ、子役で歌手もこなす凄い女の子であることが分かりました。ステージでは「犬のおまわりさん」等を歌ってくれました。(ちなみに「最年少ソロアーティスト」としてギネス認定されているそうです!)
ひとしきりパフォーマンスを見終えたところで「腹が減ったな…」となり、飲食店のブースへ移動しました。
吉野家さん・丸亀製麺さん・CoCo壱番屋さん・ROYCEさんなど、美味しそうなブースが目白押しでボクも嫁ちゃんもニッコリ!他にもベトナム料理の屋台なんかもあり、美味しい楽しいフェスティバルを満喫しました。
次回は、ホーチミンのイオンモールに行った際のお話をしたいと思います。
強くなりたくば喰らえ!!!【牛丼を】
今回は牛丼のお話をしたいと思います。
牛丼…。 その歴史は古く、明治時代に文明開化の流れの中で人気を博した牛鍋の締めとして、その汁をご飯にかけた牛めしが起源とされ…以下略。
そんなことはどうでもいいんです!ボクは牛丼が食べたい!
うちの嫁ちゃんは、ボクの贅沢に対してイタリアの絶対的守護神ジャンルイジ・ブッフォン並みの鉄壁の厳しさを誇る為、日本食が食べたいな〜なんていうワガママは中々許してもらえません…。
ちなみに、以前に嫁ちゃん同伴でホーチミンの「すき家」さんに行った際に値段を確認してみると牛丼並盛単品で54,000₫(約300円)だったので、「フォーと大して値段が変わらないね!これなら気軽に食べれるね!」と言ってみましたが、嫁ちゃんの中では外食で日本食のお店に行くのは贅沢!という意識が根深く「たまにしかダメ‼」というお達しが出ておりました。
こちらがホーチミンのすき家さんのメニューです。(なんかラーメンもありました。)
牛丼食べたい…。でも怒られる。隠れてこっそり行くか?見つかったら確実にシメられる…。
あ、そうだ。作ればええやん…自分で!
という訳で、女子力高めのオッサンであるボクはセルフ牛丼作戦を決行すべく、買い物の度に牛丼作りに必要なものを少しずつ紛れ込ませるという姑息な方法で準備を進めました。
しかし、ここで問題発生…。ん~~、肉がない!
肉がないと言っても肉はあるんですよ?正確に言えば、「牛丼に使うような適度に脂がのった薄切り肉がない」のです。
市場でもスーパーでもお肉屋さんを見て回ったのですが、ブロック肉が主体で薄くてもカルビくらいの厚さの肉しか売ってない…。ボクはカルビ丼じゃなくて牛丼が作りたいのよ!
※余談ですが、市場のお肉屋さんは常夏のホーチミンで肉を吊るして売っております。当然排気ガスや虫のソフトタッチを受ける為、多くの人はお肉を洗ってから使います。
スーパーに立ち尽くし、こりゃ完全に詰んだわ…。と肩を落としていたその時、「ちょっとゴメンナサイよー!」という変な発音の日本語が聞こえてきたので、振り返るとそこには中東系の顔立ちの外国人男性が立っていました。
その男性もお肉を買いに来た様子で、「お肉好きなのー?」と意味の分からないことを聞いてきたので、ボクはダメもとで「薄いお肉が欲しいんです…。」と言ってみたところ、「あー、レイトーあるよ。」と言い残しレジの方へ去って行きました。
なんだ?レイトー?→レイトウ→冷凍…。 そういう事か!ナイスアドバイスだ異国の方よ!(何で日本語を話せたかは不明)
心の中で男性にお礼を言ってから冷凍コーナーへ走ると、薄切り肉をロールケーキのようにクルクル巻いた状態で冷凍してあるパックが沢山売っていました!良かった~!
今回は、ボクの1番好きな「吉野家」さん風の牛丼を作る予定でして、薄切り牛肉・玉ねぎ・白ワイン・醤油・砂糖が揃い、残る必要な材料は「ダシダー」のみ!
は?ダシダー?何だそれ?と思い調べてみたところ、韓国で作られている牛肉のダシを顆粒にしたものでした。「まぁ韓国食材屋に行けば売っとるやろ。」と考えて行ってみるとすぐに発見できました。
「時は来た!それだけだ」ということで、材料が揃いましたのでお料理開始。
流れとしては、くし切りにした玉ねぎを熱湯にさらしておく→お鍋に白ワインを入れて煮切る→水を加える→砂糖・醤油・ダシダーを加える→沸騰してきたら牛肉を入れて10分ほど弱火で煮込む→お湯を切った玉ねぎを加えて少し煮た後で火を止めて蓋をして味を染み込ませる、といった感じです。
いきなり完成でーす!
心の師、範馬勇○郎先生も「飽き果てるまで喰らえッッ!喰らって喰らって喰らい尽くせッッ!!」と仰っていましたので、嫁ちゃんと一緒に早速実食。
うんまーい!凄く美味しくできました!(嫁ちゃんも「お前は田舎で屋台やればいいよ!」と褒めて?くれました。)
自分で料理をするとなると、ベトナムでははじめに材料を揃えるのが少し大変ですが、これからもちょくちょくお料理をしていきたいと思います。
次回は、ホーチミンのイベントに行った時のお話をしたいと思います。
君は「飯」のために死ねるか?
あいつの名は不衛生〜♪
という訳で、今回は懲りずにローカルご飯を食べたよというお話をしたいと思います。
食中毒のダメージがようやく抜けたある日、嫁ちゃんが「お前と一緒に行きたいとこがあるよ!」と言ってきたので二つ返事でオッケーして出かけることになりました。(基本的に返事は「はい」か「yes」から1つを選ぶシステムです。)
まだ免許証を受け取っていないので、相変わらずバイクの運転は嫁ちゃんです。ボクは何もしないのも悪いので、いつもgooglemapを見ながらナビを担当しています。
今回やってきたのは…
ホーチミンの10区にあるホーティーキー通りです!
ホーティーキー通りには100軒近い多国籍の屋台が集合しており、縁日気分でローカルフードの食べ歩きができます。
余談ですが、ベトナムでは道に過去の偉人さん達の名前がつけられています。この通りの名称の由来であるホー・ティー・キー(Hồ Thị Kỷ)さんは女性の革命家だそうで、革命運動の為に若くして命を落とされた偉人さんだそうです。
ホーティーキー通りはお花屋さんが沢山ある通りとしても有名ですが、嫁ちゃんとボクはもちろん「屋台飯」をお目当てにやって参りました。海鮮焼き、生春巻き、揚げ春巻き、唐揚げ、たこ焼き、焼きバナナ、ライスペーパーの上にピザみたいに具材を乗せて焼いたヤツ、サトウキビに豚のすり身を巻き付けて焼いたヤツ、なんか芋を変な色にして揚げたヤツ…。
最後の方は名前が分からずヤツばかりになってしまいましたが、挙げていけばキリがない程沢山の種類の料理やオヤツが味わえます!
店にもよりますが、衛生面的にもそこまで劣悪な感じのお店は見当たりませんでしたので、きちんと火が通った食べ物なら日本人でも即KOは無いとおもいます。
ちなみに、今回ボク達が食べたのは「謎のサラダ」・「揚げ春巻き」・「チーズつくね焼き」と「???」でした。
「???」の正体はこちら…
鶏足(もみじ)の炭火焼きでございます。
ベトナム語ではチャン ガー ヌオン(Chân gà nướng)と言うそうです。
ベトナムに限らず東南アジアの方々は結構鶏の足を日常的に食べているようで、うちの嫁ちゃんもノリノリで食べていました。
ボクは「鶏さんの足の指は4本だったんだね〜!」なんて言いながら食べるのを免れようと試みましたが、嫁ちゃんに「いいから食え!」と言われて渋々実食…。
意外にも、食べてみると外はパリッと中はジューシーな感じで、お酒のおつまみに良さそうねと思いました。
またまた余談となりますが、ホーティーキー通りには焼いたエビを売るお店があるんですが、そのデカさに圧倒されましたので写真だけ載せておきます。
ちょっと分かりにくいと思いますが、椅子に座っているオッサンの腕のくらいのビッグサイズのエビさんでした!
こちらは別日でタンビン区のお店となりますが、ついでにご紹介するのは…
バインセオ〜!
こちらのバインセオ(Bánh xèo)は、日本ではベトナム風お好み焼きなんて言われる米粉入りの生地で豚肉やエビやモヤシを包んだベトナム南部の料理です。
生地の端っこはパリパリ真ん中はモチモチで、食べやすい大きさにちぎってレタス等の葉物野菜でくるんでタレをつけて食べます。
ボクみたいに辛いものが苦手な方でも安心して食べられますので、ベトナムの街中で見かけたら是非味わってみて下さい。
ちなみに、このお店のバインセオはオッサンの手のひらを横に3つ並べたくらいの大きさで、ボクと嫁ちゃんの2人がかりでも結構苦労しましたので、皆さんは注文される前に大きさと値段を確認してから注文して下さいね!(嫁ちゃんは「値段書いてないから適当に頼んだよ!」と言っていました…。漢らしいですね!)
値段は具材全部乗せのバインセオでも日本円で500円ちょっとでしたので、金銭感覚が異常にシビアな相方をお持ちでない方は全然気にせずトライしてみて下さいね。
次回は、また食べ物系ですがボクと牛丼についてお話したいと思います。
【激痛!】アナとゲリの症状⤵
レリゴー♪ではなく、今回はボクがベトナムに来て大変な目にあった時のお話をしたいと思います。
まずはアナ(穴)のお話です。
ボクが住むホーチミンはベトナム南部最大の都市でありベトナム経済の中心地とも言える場所です。
ただ、皆さんも一度ご自身の足で歩かれてみるとすぐに気が付かれると思いますが、道路の状態が酷いのです…。
常にバイクが行き来する車道に関しては定期的に修復がされているのか都市部では多少のくぼみやデコボコがある程度かと思いますが、歩道はあちこちでタイルが剥がれたり穴が空いたりとなかなかスリリングな状況です。
ある日、嫁ちゃんのお母様とお兄様がホーチミンに来られるとの事で、どうせなら一緒にランチでもという話になり3区にあるレストランへ向かうことになりました。
嫁ちゃんはお母様をバイクに乗せて先にお店に向かい、ボクとお兄様は歩いてレストランに向かいましたが、その道中で事件は起こりました。
ボクはレストランまでの道のりをスマホで確認しながら歩いていたのですが、突然左足が何かに引っ掛かり、ホーチミンの決して衛生的とは言えない路上を前方に1回転した後仰向けに倒れました…。
自分でも一瞬何が起きたのか分からず、慌てて周囲を見回したところ、ボクが躓いたであろう場所にはそれはもう大きな「穴」が空いておりました。
タイルが剥がれたとかくぼみとかいう次元ではなく、歩道のど真ん中に直径約1mで深さが約20cmはあろうというまさに「穴」があり、スマホ歩きのボクはそれに気付かず穴のへりに足を引っ掛けて盛大にすっ転んだのでした…。
すぐにお兄様が駆けつけて引き起こして下さり、「オマエダイジョブカ?」的なことをベトナム語で言って心配してくれました。
お陰で我に返り被害状況を確認したところ、服→破れてない、スマホ→壊れてない、足→折れてない、手→「あれれ~?おっかしいぞ〜?」とボクの中のコ○ン君が警鐘を鳴らしました!
左腕のちょうど肘を曲げるとお肉がモッコリするところが痛くて腫れてる…。ついでに少し擦りむいてる…。
とりあえず腕を色んな方向に曲げてみてどうやら骨に異常がないことは確認できましたが、擦り傷はバイ菌が入ると困るので急いでレストランへ向かいお手洗いで念入りに洗浄しました。
嫁ちゃんに事情を話すと爆笑され、「お前はベトナムを舐めてるからそうなるね!」との有り難いお言葉を頂きましたが、とりあえずランチ企画が終わるまでは平静を装って乗り切りました。
お母様とお兄様を見送った後、嫁ちゃんと二人で薬局へ行き消毒液と抗生物質を買いました。消毒液は懐かしの赤チンみたいなやつで、抗生物質は座薬くらいのビッグサイズの錠剤でした。(後にこの「抗生物質」が原因?でさらなる悲劇が生まれます…。)
そんな不幸な事件があってから数日後、ボクはベトナムで合法的にバイクに乗るべく免許証の手続きに行っていました。
写真は手続きを終えて帰る際に撮影したものなので誰もいませんが、ボクが到着した時には「マグロの競りでもやってるのかな?」と思うほど、大量のしかめっ面のオッサン達が小さな部屋にすし詰め状態になっていました。
そんな訳で順番も全然回ってこずやる事もないので近所をブラブラ歩いていたところ、近くにもち米おこわの屋台を発見しました!
オレンジ色や緑色のカラフルなおこわが売られていましたがなんとなく怖いので普通の白い米のおこわを注文し、申請窓口の近くのベンチに戻っておこわを食べ始めたところ何やら黒いツブツブが…。
ゴマかな?と思いよく見たら大量のアリさんでした…。
今思えばここで諦めれば良かったんですが、屋台のオヤジに抗議してアリさんがトッピングされていない新しいおこわを入手し、もりもり食べた後で順番が回ってきたので手続きを終えて帰りました。
その夜、急な腹痛で目を覚まし慌ててトイレに駆け込むと、ケルヒャーくらいのとんでもない勢いで水様性の便が出ました…。しかも、トイレを済ませても一向に腹痛が治まらない。
恐らく、数日前から飲んでいた抗生物質がキッチリと仕事をして腸内細菌を死滅させ、ガラ空きになったところへ衛生観念ほぼ0のオヤジが作ったおこわが流れ込んだ事で食中毒になったんだと思います。
ローカルご飯を毎日食べて特に問題なかったから調子に乗ってました…。ベトナム舐めたらアカン〜♪
その後、約3日間水と少量のお粥しか摂取できず、左脇腹をえぐるボディーブローのように差し込む痛みに耐える生活を余儀なくされました。(汚い話ですが、飲んでも食べてもすぐさまお尻から排出されるので、3日間オシッコが1回も出ませんでした!)
いつかもし子供が産まれたら、「ベトナムの穴には気を付けろ!」と「明らかに衛生面ダメそうなオヤジから食べ物は買うな!」という教訓を教えてあげたいと思いました。
皆さんも、ベトナムに旅行に来られた際は明らかに衛生面ヤバそうな屋台は避けて下さいね!せっかくの旅行期間中ずっと「トイレは友達♡」みたいな状態で過ごしたくはないですよね?
次回は、(学習能力が無いので)再びローカルご飯についてお話したいと思います!