私をイオンに連れてって【バイクで】
今回は、ベトナムのイオンモール行った時のお話をしたいと思います。
日本にいた頃は、ボクはイオンモールというと「ファミリーと中学生とヤンキーの溜まり場」みたいな勝手なイメージを持っており、スーパーなら他で間に合うからとあまり行く機会がありませんでした。
しかし、ベトナムで生活をする中で「あれがあったら便利なのになぁ…。」と思う物が沢山出てきましたので、嫁ちゃんに「DAISO行きたいからイオン連れてって〜!」とお願いしたところあっさりオッケーが出ましたので、我が家から比較的近いイオンモールへと向かうことになりました。
ここで問題発生!
嫁ちゃんから「そういえばもう免許もらったんだからお前運転しろ!」とのお達しがあり、急遽ボクが運転をすることに…。
「まぁ学生時代には一応日本で250ccのバイクに乗ってたから、110ccなら何とかなるか。」と思い試しに運転してみましたが、ホーチミンでの運転は日本のそれとは比べ物になりませんでした…。
日本ではバイクが同じ車線内で並走することはあまりありませんが、ベトナムでは少し広い道になると横に4〜5台は平気で並走します。
おまけに、ホーチミンの皆さんは1秒でも1cmでも前に先に早く行きたいというアグレッシブな方が多い為、横のバイクとぶつからないかドキドキしながらもなんとか無事イオンモールに到着しました。
デッカイなぁ〜。そして日本と違ってバイクの駐輪場がメチャ広いです。
こちらは、ホーチミン市のタンフー区にあるイオンモール タンフーセラドン(AEON MALL Tân Phú Celadon)です。ホーチミンのイオンモールとしては1号店みたいで2014年頃から営業している店舗です。
見たところ、こちらのイオンに入っているテナントの商品やサービスの価格帯はベトナム人にとっては少しお高めな印象です。
ベトナムの方々からすると、普通のスーパー<イオン≦デパートという認識なのかな?と感じました。
まずはとりあえずお目当てのDAISOへ。
日本のDAISOでもよく見かける商品がたくさん置かれており店内のレイアウトも日本とそっくりだなぁと思いましたが、日本よりは商品の種類(特にキッチン用品や文房具等)が少なくお値段が40,000₫(約200円)均一になっている感じ。今回は残念ながらボクの欲しい物は見つかりませんでした。
せっかく来たので他にもウロウロと歩いてみると、
店内の床はピカピカでスーパーのスペースも大きく、本屋さんやフードコートも充実していました。(ホームセンターのコーナンさんが入っていたので少し驚きました。)
しかし、個人的に1番興味深かったのは…コレです。
「OKARA」?
豆腐と何か関係あるのかとも一瞬思いましたが、よく見てみると簡易的なカラオケボックスのようでした。(ベトナムの方は、街中の路地とかに勝手にスピーカーを置いてカラオケ大会しながら飲んだりしているので、結構カラオケが好きなのかもしれません。)
この後、カップルが中に入り見つめ合いながら歌を歌い始めたので、ボクも見つめ合うカップルを見つめつつ「通路のど真ん中に置いてあるカラオケボックスに入って、そこで周りを気にせず熱唱できるメンタルはすごいな…。」とか思っていました。
余談ですが、こちらのイオンに「PIZZA 4P'S」というお店が出店されていました。ホーチミンで生活しているとょこちょこと見かけるお店なので調べてみると、実は日本人のご夫婦がオーナーのピザレストランで、ホーチミンだけでも10店舗以上展開されているそうです。
ボクは貧乏なのでなかなか気軽には立ち寄れませんが、旅行などで来られる方は日本人がベトナムで立ち上げたお店の味を是非味わってみて下さいね。(ボクの代わりに…)
ちなみに、なんだかんだ結構遅い時間までイオンをぶらついていて、そろそろ帰ろうかなと思ったら急にお客さんが増え始めました。ついて行ってみると、スーパーのコーナーでお肉やお惣菜の半額セールが行われていて、ベトナムマダム達がガンガン購入していました。(ベトナムにもタイムセールあるんやね。)
皆さんもベトナムに来られた際には、ベトナムらしいものだけではなく、普段行き慣れた日本のお店なんかに行ってみると新たな発見や日本との違いが見つけられて面白いかもしれませんよ?(ただし、ベトナムのイオンにはヤンキーではなく左手がサイコガンの熊が出るので注意!)
次回は、嫁ちゃんの親戚とのお付き合いについてお話したいと思います。