君は「飯」のために死ねるか?
あいつの名は不衛生〜♪
という訳で、今回は懲りずにローカルご飯を食べたよというお話をしたいと思います。
食中毒のダメージがようやく抜けたある日、嫁ちゃんが「お前と一緒に行きたいとこがあるよ!」と言ってきたので二つ返事でオッケーして出かけることになりました。(基本的に返事は「はい」か「yes」から1つを選ぶシステムです。)
まだ免許証を受け取っていないので、相変わらずバイクの運転は嫁ちゃんです。ボクは何もしないのも悪いので、いつもgooglemapを見ながらナビを担当しています。
今回やってきたのは…
ホーチミンの10区にあるホーティーキー通りです!
ホーティーキー通りには100軒近い多国籍の屋台が集合しており、縁日気分でローカルフードの食べ歩きができます。
余談ですが、ベトナムでは道に過去の偉人さん達の名前がつけられています。この通りの名称の由来であるホー・ティー・キー(Hồ Thị Kỷ)さんは女性の革命家だそうで、革命運動の為に若くして命を落とされた偉人さんだそうです。
ホーティーキー通りはお花屋さんが沢山ある通りとしても有名ですが、嫁ちゃんとボクはもちろん「屋台飯」をお目当てにやって参りました。海鮮焼き、生春巻き、揚げ春巻き、唐揚げ、たこ焼き、焼きバナナ、ライスペーパーの上にピザみたいに具材を乗せて焼いたヤツ、サトウキビに豚のすり身を巻き付けて焼いたヤツ、なんか芋を変な色にして揚げたヤツ…。
最後の方は名前が分からずヤツばかりになってしまいましたが、挙げていけばキリがない程沢山の種類の料理やオヤツが味わえます!
店にもよりますが、衛生面的にもそこまで劣悪な感じのお店は見当たりませんでしたので、きちんと火が通った食べ物なら日本人でも即KOは無いとおもいます。
ちなみに、今回ボク達が食べたのは「謎のサラダ」・「揚げ春巻き」・「チーズつくね焼き」と「???」でした。
「???」の正体はこちら…
鶏足(もみじ)の炭火焼きでございます。
ベトナム語ではチャン ガー ヌオン(Chân gà nướng)と言うそうです。
ベトナムに限らず東南アジアの方々は結構鶏の足を日常的に食べているようで、うちの嫁ちゃんもノリノリで食べていました。
ボクは「鶏さんの足の指は4本だったんだね〜!」なんて言いながら食べるのを免れようと試みましたが、嫁ちゃんに「いいから食え!」と言われて渋々実食…。
意外にも、食べてみると外はパリッと中はジューシーな感じで、お酒のおつまみに良さそうねと思いました。
またまた余談となりますが、ホーティーキー通りには焼いたエビを売るお店があるんですが、そのデカさに圧倒されましたので写真だけ載せておきます。
ちょっと分かりにくいと思いますが、椅子に座っているオッサンの腕のくらいのビッグサイズのエビさんでした!
こちらは別日でタンビン区のお店となりますが、ついでにご紹介するのは…
バインセオ〜!
こちらのバインセオ(Bánh xèo)は、日本ではベトナム風お好み焼きなんて言われる米粉入りの生地で豚肉やエビやモヤシを包んだベトナム南部の料理です。
生地の端っこはパリパリ真ん中はモチモチで、食べやすい大きさにちぎってレタス等の葉物野菜でくるんでタレをつけて食べます。
ボクみたいに辛いものが苦手な方でも安心して食べられますので、ベトナムの街中で見かけたら是非味わってみて下さい。
ちなみに、このお店のバインセオはオッサンの手のひらを横に3つ並べたくらいの大きさで、ボクと嫁ちゃんの2人がかりでも結構苦労しましたので、皆さんは注文される前に大きさと値段を確認してから注文して下さいね!(嫁ちゃんは「値段書いてないから適当に頼んだよ!」と言っていました…。漢らしいですね!)
値段は具材全部乗せのバインセオでも日本円で500円ちょっとでしたので、金銭感覚が異常にシビアな相方をお持ちでない方は全然気にせずトライしてみて下さいね。
次回は、また食べ物系ですがボクと牛丼についてお話したいと思います。